ゼロから学ぶアメリカ合衆国

ゼロから学んだアメリカ合衆国をわかりやすく説明

ヴァージニア会社

 1607年に入植した人たちは、当時の国王の名前にちなんだジェームズタウンを建設する。(この町は、ヴァージニア州で現在も存続している。)

しかし、黄金探しに夢中で労働意欲が乏しく、マラリアと食糧難に苦しむ。

 

 この危機を救ったのが、ジョン・ロルフだった。

彼が先住民の首長の娘と結婚したことにより、先住民との軍事的衝突の回避と、

新天地での生活のノウハウを獲得する。

妻を連れてロンドンの社交界に姿を現し、人々の関心を新大陸へ向けさせた。

ロルフは葉タバコの栽培にも成功し、以後貴重な換金作物となる。

 ちなみにマルボロで有名なフィリップモリス社(現アルトリア)はヴァージニア発祥で、タバコ栽培は今も重要な州の産業である。