ゼロから学ぶアメリカ合衆国

ゼロから学んだアメリカ合衆国をわかりやすく説明

サウス・カロライナ植民地

カロライナ植民地から北部が独立したことによって誕生した区分である。

 自治権を求めた入植者たちにとって、植民地領主は目の上のたん瘤だった。プロテスタントへの信教の自由を認めたことも、イギリス国教会を信奉する入植者たちにとって受け入れがたいことだった。1708年から始まる政治政府の混乱を経て、1719年には本国に代表団を送って、本国による直接統治を陳情する。1729年には本国が貴族領主から土地を買い上げる形で、サウスカロライナは直轄王領地としてデビューする。

 1732年には国王ジョージ2世がジョージア植民地を勅許したことにより、分割される。

また、イギリス国教会の信徒でない人たちへ西部の辺境を開拓することを奨励する。

このようにして、スペイン領フロリダや先住民との緩衝地帯を構築し、安全を図ろうとする。