2019-02-08 朝鮮戦争 日本の戦後史における位置付けとは対照的に、アメリカにとって朝鮮戦争(1950~1953)は印象の薄い出来事だ。 ベトナム戦争のピークに匹敵する数の兵士を動員したにもかかわらずである。 戦争中も司令官のマッカーサーは朝鮮半島に日帰り出張しかしなかったし、トルーマン大統領も重要視していなかった。 しかしアメリカが北朝鮮を過小評価したことは、21世紀に核保有問題という新たな火種を生み出すことに繋がる。 キューバ危機へ