ゼロから学ぶアメリカ合衆国

ゼロから学んだアメリカ合衆国をわかりやすく説明

教育

義務教育
 日本の幼稚園年長から高卒に相当する13年間が義務教育になる。
公立でも、教育方針や教科書選定は学校毎に任されている。子供たちの通う学校の教育方針を決めるは、親の権利と見なされている。
治安が悪いのと自宅から学校が遠いので、スクールバスやマイカーで通学する。日本のように子供だけで通学させたら育児放棄と見なされ、一発で警察沙汰になる。

大学教育
 年間の学費は文系でも数百万、理系(医学部は除く)は1000万円ほどで、日本よりも遥かに高額だ。
学費や下宿代は親ではなく自分で払うのが常識なので、貸付奨学金や学生ローンを活用して、就職後に返済するのが一般的である。
アメリカの大学は私立がほとんどである。ハーバードやエール大学などの名門も皆私立である。元が植民地であり、宗教上の理由で入植した経緯もあるので、牧師養成機関(神学部)がオリジナルの学校が多い。文理を問わず、大学院課程が重視される。
良家の子女は、リベラルアーツと呼ばれる寄宿制の小規模な大学に通うことがステイタスとされる。教養科目も専門科目もしっかり学べる教員体制が売りである。